エアコンの室外機のサイズは?設置スペースの確認ポイント
更新日: 2026-08-20
エアコンを選ぶときは室内機のサイズに目が向きがちですが、実際の設置で問題になりやすいのは室外機を置くスペースです。同じ6畳用でもメーカーによって寸法は異なり、さらに公式サイトでの寸法の書き方そのものが各社で違います。この記事では、掲載モデルの公式スペックをもとに、室外機のサイズ確認で押さえておきたい点を整理します。
おすすめな人
- ベランダや室外機置き場のスペースが限られていて、置けるかどうかを事前に確認したい方
- カタログの寸法表記にある「(+55)」のような数値の意味を知りたい方
- 複数メーカーの室外機サイズを比べようとして、表記がそろわず困っている方
向いていない人
- 設置場所に十分な余裕があり、サイズ以外の項目を優先して選びたい方
判断ポイント
- ・同じ冷房2.2kW(おもに6畳用)クラスでも、公式値で高さは453mm〜541mmと約9cmの幅がある
- ・メーカーによって寸法の書き方が異なる。突起部を「(+55)」のように併記する社と、固定脚やバルブカバーを「含まない」と注記する社がある
- ・そのため各社の数値をそのまま横並びで比べると、実際の必要スペースを読み違える可能性がある
- ・掲載6機種のうち、公式サイトで室外機寸法を確認できたのは4機種。残る2機種は公式に記載を確認できなかったため「公式情報なし」としている
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室内機より、室外機のほうが置き場所に困りやすい
エアコン選びでは室内機の幅や高さが注目されがちですが、設置時に問題になりやすいのは室外機のほうです。ベランダの奥行が足りない、隣の室外機や壁との間隔が取れない、といったケースは、購入後に判明すると対応が難しくなります。
室外機の寸法は各メーカーの公式仕様で公開されているため、設置場所の実測値と突き合わせておくと確実です。
同じ6畳用でも、サイズは同じではない
掲載しているエアコンはいずれも冷房2.2kW(おもに6畳用)クラスですが、室外機の寸法は機種によって異なります。公式サイトで確認できた4機種の値は次のとおりです。
- 富士通ゼネラル nocria(ノクリア) AS-C225S:高さ541×幅663×奥行290mm(バルコニー固定脚を除いた寸法)、質量21kg
- 日立 白くまくん RAS-DR2225S:幅658(+60)×高さ530×奥行275(+54.5)mm
- 三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2226:高さ453×幅679(+55)×奥行249(+36)mm
- パナソニック エオリア CS-226DJR:高さ539×幅675×奥行240mm(バルブカバー部・グリル部・脚部を含まない)、質量17.5kg
高さは453mm〜541mmと約9cm、奥行は240mm〜290mmと約5cmの幅があります。同じ畳数クラスであっても、設置場所に余裕がない場合は機種ごとに確認する必要があるとわかります。
注意したいのは「メーカーごとに書き方が違う」こと
上の一覧を見ると、数値の並び順だけでなく、注記の付け方そのものが各社で異なっていることに気づきます。
日立と三菱電機は、突起部の寸法を「(+60)」「(+55)」のようにカッコで併記しています。一方、富士通ゼネラルは「バルコニー固定脚を除いた寸法」、パナソニックは「バルブカバー部・グリル部・脚部を含まない」と注記したうえで、本体のみの寸法を掲載しています。
つまり、表に並んだ数値をそのまま横並びで比べると、実際に必要なスペースを読み違える可能性があります。突起部を含めた場合、三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2226の幅は679+55で734mm相当、日立 白くまくん RAS-DR2225Sは658+60で718mm相当となり、本体寸法だけを見た印象とは変わってきます。
当サイトでは、こうした数値を各社そろえて書き換えることはせず、公式表記のまま注記も含めて掲載しています。比較表でも室外機サイズは優劣の判定対象とせず、参考情報として並べています。
設置前に確認したい項目
設置スペースの実測値
室外機を置く場所の幅・奥行・高さを実際に測ります。このとき、突起部を含めた寸法で余裕があるかを確認します。
本体の周囲に必要な間隔
室外機は空気を吸い込み・吹き出して動作するため、壁や障害物との間に一定の間隔が必要です。必要な間隔は機種ごとに異なり、公式の据付説明書や据付スペース図に記載されています。寸法だけでなく、この間隔もあわせて確認します。
質量と設置方法
ベランダの床置きか、壁面や屋根への設置かによって、質量が関係する場面があります。公式値を確認できた機種では、富士通ゼネラル AS-C225Sが21kg、パナソニック CS-226DJRが17.5kgでした。
搬入経路
設置場所までの通路や階段を通せるかも、あわせて確認しておきたい項目です。
公式情報が確認できない場合
掲載している6機種のうち、公式サイトで室外機寸法を確認できたのは4機種です。ダイキン S226ATESと東芝 RAS-2215Tについては、公式サイト上で室外機寸法の記載を確認できなかったため、当サイトでは「公式情報なし」と表示しています。
販売店サイトなどには数値が掲載されている場合がありますが、当サイトはメーカー公式情報のみを掲載する方針のため、確認できない項目は空欄にしています。これらの機種の室外機寸法が必要な場合は、メーカーの据付説明書や商用図面、カスタマーセンターで確認することをおすすめします。
比較ページで確認したい項目
比較ページでは、室外機サイズ・室外機質量に加えて、室内機の幅・奥行・高さ、冷房能力、APF(通年エネルギー消費効率)などを並べて確認できます。
設置スペースに制約がある場合は、まず室外機の寸法で候補を絞り、そのうえで能力や省エネ性能を比べると選びやすくなります。
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よくある質問
エアコンの寸法表記にある「(+55)」のような数値は何ですか?
配管の接続部やバルブカバーなど、本体から張り出している突起部の寸法を指します。たとえば三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2226の室外機は公式表記が「高さ453×幅679(+55)×奥行249(+36)mm」で、幅は突起部を含めると734mm相当になります。設置スペースを測るときは、この突起部を含めた数値で確認するほうが安全です。
6畳用ならどのメーカーでも室外機のサイズは同じですか?
同じではありません。掲載している冷房2.2kW(おもに6畳用)クラスで公式値を確認できた4機種では、高さは453mm〜541mmと約9cmの差があります。奥行も240mm〜290mmと差があるため、設置場所に余裕がない場合は機種ごとの確認が必要です。
各社の室外機の数値をそのまま比べてよいですか?
注意が必要です。公式サイトでの書き方が各社で異なり、突起部を併記する社もあれば、「バルコニー固定脚を除いた寸法」「バルブカバー部・グリル部・脚部を含まない」と注記して本体のみの寸法を載せている社もあります。当サイトでは数値をそろえて書き換えず、公式表記のまま注記も含めて掲載しています。



